リーブス

医師監修 介護脱毛-VIO-専門
30代以上女性限定サロン

介護脱毛(VIO)は白髪が生えていてもできる?

クリニックや脱毛サロンなどの一般的な脱毛方法では白髪の脱毛はできない、と耳にしたことがありませんか?
しかし、介護脱毛を考えられている方の中には、すでにVIOに白髪があるという方もいるのではないでしょうか。

結論から先に述べると、「白髪が生えていても介護脱毛はできます」。

今回は、白髪が生えていても介護脱毛ができる理由や、白髪に効果のある脱毛方法を2つご紹介します。

白髪があっても介護脱毛はできる

白髪が生えていても脱毛は可能です。その理由は、脱毛方法の種類にあります。
白髪にも効果がある脱毛方法を利用することで、白髪混じりのVIOもきれいに脱毛することが可能です。
それでは次に、「白髪には効果がない脱毛方法」と「白髪に効果のある脱毛方法」の違いについて、解説していきます。

白髪に効果のない脱毛方法とは?

白髪には効果がない脱毛方法

  • – 医療レーザー脱毛
  • – 光脱毛(フラッシュ脱毛)

クリニックやサロンで一般的に使用されている「医療レーザー脱毛」「光脱毛(フラッシュ脱毛)」は、白髪の脱毛はできません。
なぜかというと、医療レーザー脱毛や光脱毛は、毛の黒い色素(メラニン色素)にレーザーや光を照射して、毛を作り出す毛母細胞にダメージを与える仕組みで脱毛するためです。

そのため残念ながら医療レーザー脱毛や光脱毛では、白髪のようにメラニン色素のない毛の脱毛はできません。

白髪にも効果を発揮する脱毛方法は

白髪にも効果がある脱毛方法

  • – ニードル脱毛(針脱毛)
  • – SHR脱毛(蓄熱式脱毛)

白髪に効果のある脱毛方法は、針を使って行う「ニードル脱毛(針脱毛)」と、毛根全体にダメージを与える「SHR脱毛(蓄熱式脱毛)」の2つです。

この2つの脱毛方法は、医療レーザー脱毛や光脱毛(フラッシュ脱毛)と仕組みが違うため、毛のメラニン色素は関係ありません。
そのため、白髪や色素の薄くなった毛に対しても効果的に脱毛できます。

デリケートゾーンの白髪もきれいに介護脱毛したいと考えている方は、「ニードル脱毛(針脱毛)」「SHR脱毛(蓄熱式脱毛)」を利用されると良いでしょう。

ニードル脱毛の特徴

ニードル脱毛は、毛穴に細い針をさしこんで電気を流し、毛を作り出す毛乳頭や毛母細胞にダメージを与えて脱毛します。
針や電気を利用するため、「針脱毛」や「電気脱毛」とも呼ばれます。

手軽に行えるレーザー脱毛や光脱毛が普及する前は、ニードル脱毛が主流でした。ニードル脱毛器が日本へ輸入されたのが1972年とされているため、脱毛の歴史のなかでは古くから親しまれてきた脱毛方法といえるでしょう。

さらに、ニードル脱毛は大きく分けて次の4種類の方法があります。

電気分解法
針に弱い電流を流す方法
高周波法
高周波の電流を流す方法
「フラッシュ法」「ショートウェーブ法」と呼ぶこともあります
ブレンド法
電気分解法と高周波法を組み合わせた方法
絶縁針脱毛
肌に触れる部分に絶縁体がコーティングされた針を使う方法
クリニックのみ施術可能

ニードル脱毛のメリット・デメリット

ニードル脱毛のメリット・デメリットは次のとおりです。

【メリット】

  1. 1.あらゆる毛を脱毛できる
  2. 2.即効性がある

【デメリット】

  1. 1.強い痛みがある
  2. 2.施術時間が長く、費用が高い

それでは、各項目について詳しく解説します。

メリット1:あらゆる毛を脱毛できる

ニードル脱毛は毛を作り出す細胞へピンポイントにダメージを与えます。
そのため、レーザーやフラッシュでは難しいとされている白髪・産毛・色素の薄い毛など、あらゆる毛に対して効果があります。

そのほかにも、日焼けした肌や色素沈着した箇所への脱毛も可能です。

また、毛を作り出す細胞一つひとつに対して確実にアプローチするため、一度施術した箇所はほぼ100%生えこないといわれています。
毛や皮膚の状態に左右されず、毛の細胞へ直接ダメージを与えられるため、複数ある脱毛方法のなかで最も効果が高い脱毛方法です。

メリット2:即効性がある

一般的な医療レーザー脱毛や光脱毛(フラッシュ脱毛)の場合は、施術を受けてから脱毛効果を実感できるまで、およそ1〜2週間ほど必要です。

一方ニードル脱毛は、毛の細胞に電流を流して直接ダメージを与えるため、施術後すぐにスルッと毛が抜け落ちます。
その場で脱毛できるため、今すぐにVIOの白髪をなくしたい方にとっては高い効果を実感できるでしょう。

デメリット1:強い痛みがある

ニードル脱毛は、毛穴に針をさしこんで電流を流すため強い痛みが伴います。
とくにVIOは皮膚が薄く毛も太いことが多いため、痛みを感じやすい部位です。
痛みの感じ方には個人差がありますが、痛さに耐えられず途中で脱毛を諦める方も……。

クリニックで行う場合は、麻酔クリームを使用して痛みを緩和するケースもあります。
また、サロンの場合でも、電流の出力を調整するなど、痛みをなるべく抑えるよう工夫してくれるところもあります。

「ニードル脱毛を試してみたいけれど痛みが気になる」という方は、お試しで数本施術してもらうなど、相談しながら進めると良いでしょう。

デメリット2:施術時間が長く、費用が高い

ニードル脱毛は、およそ1分間で8〜10本の毛を処理していきます。
1本ずつ丁寧に施術するため、広範囲の脱毛にはある程度の時間が必要です。

また、施術する本数や30分単位などの時間で価格設定していることが多いため、脱毛したい箇所が広範囲の場合は費用がかさみやすい、といったデメリットがあります。

ニードル脱毛は高い脱毛効果がある分、医療レーザー脱毛や光脱毛と比べて費用が高くなります。コスパ重視の方にとっては多少ハードルが高く感じることもあるでしょう。

SHR脱毛(蓄熱式脱毛)の特徴

SHR脱毛は、新しい毛が生えるように指令を出す毛包のバジル領域にダメージを与えて脱毛します。
名前のSHRは「Super(スーパー)」「Hair(ヘアー)」「Removal(リムーバル)」の頭文字をとった略称で、脱毛方法の中では比較的新しい技法のひとつです。

医療レーザー脱毛や光脱毛(フラッシュ脱毛)と違って毛包全体にアプローチできるため、白髪などのメラニン色素のない毛や毛質、肌の色に関係なく脱毛できます。

SHR脱毛(蓄熱式脱毛)のメリット・デメリット

SHR脱毛(蓄熱式脱毛)のメリット・デメリットは次のとおりです。

【メリット】

  1. 1.痛みや肌への負担が少ない
  2. 2.脱毛を早く終えられる

【デメリット】

  1. 1.脱毛を実感できるまで時間がかかる
  2. 2.取り扱う店舗が少ない

それでは、各項目について詳しく解説します。

メリット1:痛みや肌への負担が少ない

SHR脱毛(蓄熱式脱毛)は、60℃程度の低温レーザーをあてて脱毛します。そのため、施術中はじんわりとあたたかく感じることがほとんどです。

医療レーザー脱毛のようにパチっとした痛みや、針と電流を使うニードル脱毛のように強い刺激がないため、肌への負担も最小限に抑えられます。
なるべく痛みを減らしながら脱毛したい方や、敏感肌の方でも気兼ねなく脱毛できるでしょう。

メリット2:脱毛を早く終えられる

医療レーザー脱毛や光脱毛は、毛の生え変わる「毛周期」に合わせて通う必要があり、脱毛完了まで1〜2年ほどかかることもあります。

一方SHR脱毛は、毛包全体にアプローチするため、毛周期に関係なく施術を受けられます。
2週間~1ヶ月おきに通えるため、早ければおよそ半年間〜1年で脱毛を終えることも可能です。

デメリット1:脱毛を実感できるまで時間がかかる

SHR脱毛は新しく生えてくる毛に対してアプローチするため、施術後すぐに毛が抜け落ちるといった即効性はありません。
施術後1〜3週間ほど経った頃から、毛が抜け落ちたり細くなったりといった変化が徐々に現れてきます。

ニードル脱毛のように、施術した瞬間から毛が抜け落ちるといった劇的な変化がないため、脱毛の効果を実感できるまで少々時間がかかります。

デメリット2:取り扱う店舗が少ない

SHR脱毛は、従来の脱毛方法とは仕組みが異なる最新の脱毛方法です。
また、従来のレーザーや光などの脱毛機器と比べる機器自体が高額なため、導入店舗の数が少ないといったデメリットがあります。

他の脱毛方法に比べると普及率が低いため、通える範囲に店舗がなかったり、店舗を自由に選べなかったりする可能性も。
SHR脱毛を試してみたいと考えている場合は、取扱店舗が近くにあるか一度確認されることをおすすめします。

まとめ

白髪の介護脱毛に悩まれている方でも、白髪に対して効果的にアプローチできる「ニードル脱毛」「SHR脱毛」を利用することで、白髪もきれいに脱毛できます。

ただし、ニードル脱毛とSHR脱毛にはそれぞれメリット・デメリットがあります。
今生えている白髪をすぐになくしたい方や痛みに強い方は「ニードル脱毛」、なるべく痛くない方法で脱毛したい方は「SHR脱毛」がおすすめです。

ご自身の白髪の量に合わせて、従来の医療レーザーや光脱毛(フラッシュ脱毛)と併用しながら介護脱毛していくなど、無理のない範囲で続けられる脱毛方法を選んでみてください。